黒井緑朗のひとりがたり

きままに書きたいことを書き 云いたいことを云う

2018-08-21から1日間の記事一覧

八月納涼歌舞伎第三部(歌舞伎座)

『盟三五大切』の久々に歌舞伎座での上演である。幸四郎をはじめとした若手中心の一座だが、間違いなく今月の白眉であり、また近年上演された南北作品のうちでも特筆すべき舞台であった。 四世鶴屋南北は、少し遅れて活躍した河竹黙阿弥とともに江戸の「悪」…