黒井緑朗のひとりがたり

きままに書きたいことを書き 云いたいことを云う

2022-01-05から1日間の記事一覧

寿初春大歌舞伎第一部(歌舞伎座)

新春の歌舞伎座第一部は、なかなか爽快な『一条大蔵譚』を堪能した。 中村勘九郎の大蔵卿は阿呆を見せながら、しかしそれが笑いにこびすぎておらず嫌味がなくてよい。「桧垣」の引っ込みにおける花道七三での顔隠しも、さらり扇をひらき流れるように自然にみ…